6/12 (水) - 16 (日) 個展 京都・川口美術
そろそろ板脚に挑戦しようと思い立ち、繋ぎは棚板にして...側面はなんとか透かし彫りのような感じのものに出来ないだろうかと、製作したものが写真左の小ぶりの小盤です。透かし彫りの箇所は、図録に掲載されていたものを参考にさせていただきましたが、こうして写真に写してみると、自身の構想力の乏しさが露呈していてお恥ずかしいばかりです...。写真右の状差しは、ポストカードがさせるほどの小ぶりなものです。これとは異なるタイプのものも、製作してみようと思います。
出品内容としては、
菓子切り・茶托にもできそうな小皿・トレイ・小箱・舟・回転盤・四方幕板小盤・羽幕板小盤など
予定しています。
週末の土曜日15日には、名和くんの裏庭チャイ企画もあります。
是非、お楽しみに!
今回は出品点数が多いですねと言われたりしたのですが...自身の感覚としては、小盤などの立体的なものが卓上に置かれていたからかなと思いました。なんとか既存のとは異なる構造や用途の作品を、提案できないのだろうかと試行錯誤してきた成果が、少しまとまりを見たのかなと...。
案内用の写真は透かし彫りでしたが...樹皮を残した菓子切りや、線彫の変則パターン、白漆を塗り重ねたものなど、反応をいただけました。茶則はどうしようかと思っていたのですが、出してみたら好評でした。探していたのか、樹皮つきのものが珍しいからでしょうか....。茶則は、茶会のときなどで見せる道具ではありますが... 日常でもお湯が沸くまでに茶葉を選んでおいたり、その時の気分で茶葉をブレンドしたりと、実用性のある道具ですね。
今回出品していなかった匙のリクエストがあったり、バンダジは製作しないのですかというお声掛けもありました。それ以外も、接客対応する中で感じとれたこともありますので、また次回に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
今回は週末の土曜日に、店内を通り抜けて裏庭の茶席にご案内。晴予報だったので、2片の布をハの字に広げました。
始まりは、名和くんが通っている宮崎茶房の水出しウーロン。市川さんの茶車の上に、自作の回転盤とハーブ、茶菓子は私の嫁さんが担当してくれました。黒糖サブレは、プレーン・イチジク・黒ゴマの三種の中から、回転盤をまわして選んでいただきました。
金工の伊藤さんにオーダーしたミルクパンで、琥珀融合中です。インドの人達は、熱いチャイしか飲まないそうです。発汗作用と殺菌を兼ねているのでしょうか...。香辛料をふんだんに使った食事が多い中、さぞ消化器系は強いのだろうと思いきや、現地民はよく腹をこわしてもいるようです...
ミルク投入前に香りを嗅いでもらっています。こういったシーンは、インドではないかもしれません....。
ゾウ視点のジャグリングショット(レア?)
名和くんには展覧会に関わっていただき、感謝です!只今、京都での実店舗開店へ向けて奔走中。何処かで見かけたら声掛けてあげて下さい。茶席にご参加いただいた方々も、ありがとうございました。