2025/6/11-15  木工展  川口美術・京都  12:3o-17:3o 

 

今年は狗足(くそく)に挑戦しました。韓国木工の図録をパラパラと眺めていても、脚の接続箇所の構造が違えど、採用されているものを多く見かけます。簡単に言えば、角材の二面を曲面で削り取っただけの潔いデザインですが、面に立つ頼もしさを感じられます。今回制作したものは、高さが8~10㎝ほどの卓上使いを想定したものですが、持ち上げたとき、手にかかる感覚が心地よいのです。 

 

 

出品内容としては、

椿茶則 / 樹皮を残した仕上げ

耳付ボウル/ 工房付近で伐採された材木を使用

フリーシェイプトレイ / 20~25㎝ほどの小ぶりなもの

フリーシェイプ高台皿 / 手がスッと入って、高台に手がかかるもの

狗足小盤 / 高さは8㎝ほど、角型と長方型

などです。

 

それ以外も、菊皿・茶托にもなる小皿・茶針・茶バサミ・パフェ匙・入隅トレイ・丸脚小盤など予定していますので、手に取って見ていただきたいです。

 

 

また、6/13のきんようびは裏庭で名和くんの茶席を準備しています。梅雨入りの時期なので...天気が気になりますが、雨天でも二階で席を設けると思います。気軽にお越し下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

会期後記

 

雨季に入り、車を横付けして湿り気のあるダンボールを抱えての搬入...。店主の川口さんが、「もう、これしかないでしょう!」と言って、奥から重たいガラス額装の、長手の書画を持ってきてくれました。大河を渡る荷船が、突然の雨風に遭遇するという状況...水面は外海のようにうねり、船体は半ば沈んでますが、荷物は無事のようです。

 

 

 

今回は天候がすぐれない中、足を運んでいただき、ありがとうございました。個展4回目にして、こうも毎回展開が違うのだなと、主として催事に関わる醍醐味を感じました。展覧会での道具選びは、自身のこれまで蓄積してきた情報やイメージを展開しながら、実際の手触りなどの感覚を使い、想定していた事柄をリアルタイムで修正しながら、会場で得られる新たな情報も加えて、判断するということでしょうか...。なかなかに、エネルギーを消耗する行為だと思います。そんな場面に立ち会うことが出来て、有難く思います。

 

また、合間に川口さんの骨董談義を聞けたり、スタッフさん(2回り若い!)から鮮度のある情報を聞けたりと、有意義に在廊させていただきました。中年層の担う役割は何かあるのだろうか...と問いかけつつ、次の展覧会へ向けて漕ぎ出したいと思います。来年は五回目!たのしみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/7/12-28  Thermal Shift 温差  台湾・cans space

 

artist

服部竜也(陶芸)

水野悠祐(木工)

 

策展人

Eva Kao

 

 

 

陶器的冷と木器的温の対比

物理的な差異にとどまらず、視覚・触感・気質上的な...

在極簡と自然之間

冷靜と有機之間...

 

...というような紹介をしていただいています。

今回は、昨年末に開催された茶会と茶器展の合同企画「心韻共鳴性」に参加したことをきっかけにお声をかけていただきました。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/7/26(土)-8/3(日)  景色盆栽展  滋賀・季の雲  11:oo-18:oo 会期中無休

 

涼しげな展覧会場が思い浮かびます。

自身は敷板・脚付盤を、少しですが出品させていただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/9/13(土) - 28(日)

「日々の道具」

11:oo-18:oo 木金は休み 小さい部屋・京都

 

 

 今年は硬派な展示にしたい!(以前からそのようなことを言っておられましたが...)との意向により、今回の道具展は硬め素材(木工はまだ柔らかい方?)の3作家を前面に推しています。とはいえ、布もの・紙ものも見ていただけると思いますので、お気に入りを見つけに!是非ご来店ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/6(土)-14(日)  「取手のある小さなカップと茶杯展」  Nunuka life・京都

  11:oo-18:oo 10日水曜は中休み

 

少量ですが...トレイや盤類を出品します。

 

不意に80サイズの小包が届き、受取りサインをしながらヌヌカさんからだと気付く...開梱すると、折りたたみ式DM組み立てキットが出現!ギャラリー移転してから初のグループ展ということもあり、意気込みを感じました。

 

自身、ヌヌカさんでの催事は初めての参加でした。新たな接点をいただけたようで、感謝しています。今回は、トレイや盤類の他、カップ(本来は水瓶かもしれませんが...)から土壌に注ぐような図案の彫を施した小皿も、さりげなく発表させていただきました。

 

このsmall cup企画、もう既に次のアイデアも膨らましているようなので、また次回もありそうです。楽しみにしておいて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/13(土) - 21(日)  「竹中悠記・矢野志郎・水野悠祐 展覧会」  季の雲・滋賀

 11:oo-18:oo 会期中無休

 

出品は、線彫模様のトレイ・菊皿・小箱・脚付盤や、茶則・茶バサミ・匙や調理ヘラなど、色々と見てもらえる内容を予定しています。

 

展覧会へは足を運んでいただき、オンラインショップでは作品を選んでいただき、ありがとうございました。

 

季の雲の展示会場は、南側に腰窓が設けられています。日中は眩しいほどの日差しが差し込みますが、日没が近づくとともに、照明の輪郭が徐々に浮かび上がってきます。陰影を写しこむと、過去の記憶が断片的によみがえってきて、モノを媒介とした人とのやり取りが、朧気でありながらも、多くのものが繋がっている...と感じました。

 

この度は展覧会に参加させていただきありがとうございました。